響子さんの書斎 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2004-11-20

[] 2004-11-20 - 響子さんの書斎 を含むブックマーク

有沢さん

 未だ来ぬ過去のパートにコメントをありがとうございます。私は音楽の影響を受けやすくて、これを書いているときはメイヴの「銀色の海」をかけてました。これがまた海を舞台にした悲恋の歌ばかりで。友達には呆れられてましたが(^_^;)。だって私、根暗なんだもん(笑)。

 死んでいながら生きているなんてこと、時が一直線に未来に向かって進んでいくという固定観念に縛られているとありえないと一蹴してしまうことでも、過去も未来も溶け合っている領域、夢のなかではありえるんだと思うんですよね。

 喪われていく儚く美しいものに涙する感覚が、ロマンティズムなんじゃないかなぁと私も思います。

 

 未だ来ぬ過去のような矛盾している謎めいた単語って、占いとか魔術とか神秘的なことにはよく出てきますね。逆説的な比喩をつかって謎をかける、そういうお題は書くのも読むのも楽しみです。

 

 >きんとさん

 きんとさんの『砂漠の夢』、すんっごく良かったです!! もうなんて言ったらいいか。旅商人が涙する感覚を共有して私も泣きたい気持ちになりました。しかも、ロバが愛おしい。あの鳴き声が笑えていいです。旅人の飄々とした人柄が文章からも伝わってきて、地に足つきながら、喪われた時代の夢を見ているそのクオリアが好きです。他のお話も読みたい!!(>_<)

 

 『玄奘西域記』、私も大好きでした! 当時のシルクロードの文化や宗教や社会の問題を通して、いろいろ考えさせらました。なんといっても、男同士の熱い友情に弱い私は、最後の別れには涙、涙(T_T)。この方の作品はどれも男同士の友情が熱い。燃えます。

>ロマン

 きんとさんの作風にはロマンを感じますよ~。飄々とした語り口で不思議を語るのがいいです。味があるんだよなぁ。これがきんとさんの持っているクオリア*1じゃないかなと思います。なので、私もきんとさんの作風は真似ようとしても無理です(^_^;)。

 今まで培ってきたものがクオリアになって、その人にしか持てない魅力になるんだと思う。それを物語として味わえるなんて幸せです。

そして最後に、私のクオリアを気に入ってくれてすごく嬉しいです(*^_^*)。

*1:「赤の赤らしさ」や、「バイオリンの音の質感」、「薔薇の花の香り」、「水の冷たさ」、「ミルクの味」のような、私たちの感覚を構成する独特の質感のこと